シガーの煙と共に語る夜

ロブスト一本、1時間。けれど体感は三分にも満たない。

濃密な時間は、時計の針を無意味にする。

チクセントミハイの言う「フロー」へ、紫煙は上質な入口だ。

一服ごとに、魂の余白が生まれる。紫煙は人生の句読点。

命の洗濯ではなく、命の脱皮を。

定例日はない。西田が句読点を打ちたくなったとき、号令がかかる。

——サロンドアール