


情報が溢れかえる成熟社会。この時代を生き抜くには、急速に変化し続ける消費者の価値観やライフスタイルの変化を常に把握し多角的な視点で把握しなければなりません。
ユーザーが語り、ユーザーが主役のブランド体験の時代に入り生活者・消費者目線で実践するコミュニケーションの組み立てはとても重要です。
従来のように情報の伝達から行動の仕組化において一定のクラスターで捉えづらくなりコミュニケーションを売りの構造に結びつけるのはもはや容易ではなくなりました。
このような「個」の全盛時代に、持続的な成長を遂げるために欠かせないのは知の価値共創です。知の価値共創とは、企業と顧客の関係に限らず多くのステークホルダーが協力し合い、提携型、共有型、双方向型など、不足しているリソースを補いあい、新規のファンの獲得や事業シナジーを求めて協力しなければ厳しい戦いを強いられ生き抜けない時代に突入しました。
共創は企業が変化する市場環境に適応し、持続的な成長を遂げるための重要な知の戦略といえるのです。
競争から協創へ、そして共感から共創へと進化し、新たな価値を創造してまいります。
西田 理一郎